CKのブログ
プロフィール
HN:
CK
年齢:
42
HP:
性別:
男性
誕生日:
1982/05/02
職業:
水とふれあう To be with water
趣味:
ケーキ作ること To make a cake
自己紹介:
自由奔放
自己中心 何か人にいいことをしてあげるときは、 自分のためだと思ってする。 見返りを期待してする。 その人か、またその人以外の人からのお返しを期待する。 それが自然体だと思う 人はこう言う。 計算高くないほうがいいと。 でもべつに高くてもいいと僕は思う。 期待は大きいほうがいいと思う。 夢がふくらむから。 でも、小さい夢に恥じることもない。 あせらずにすむから。 まあ,とにかく なるべくヘンなこだわり もたないようにいきたい そこにこだわってみよう 渡辺 啓介 My Profile: Be free and unrestrained Be egocentric and selfish When I show you kindness, I do for me. I shall behave with expectation of return from you, or even from other other people in the future, even far from that time. I think it is natural for human beings. People say that when you go fishing, you had better not count your fish too much before they are caught. But I think that it's OK, if you do it. I think that it's better to have such a big expectations in return, because we can dream it. Don't be aschamed of yourself if you have such a little dream, because you shouldn't be in a hurry. Anyway, I prefer that I shouldn't be sticky about something particular. I will have much concern with this. Keisuke Watanabe
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昨日は講演会があったので、それについて思うことをつらつらと。
講演会のタイトルは、なんちゃらかんちゃらの情報展開だった。 講演会の内容は 今後多くの研究機関で、創出される実験データどんどんと増えていく。 これらをデータベース化することができれば、より多くの研究機関や化学プラントにおいて有用に利用されるだろう。だから、こんなシステムを作っていくのはとっても意味があります。。。。うんぬん。。。かんぬん。 要するに、実験データのデータベース化して、オンデマンドでほしいデータがすぐに手に入るシステムを作りますよ。という内容だった。 (余談)アメリカから、わざわざ出向いた人もいて、あっちでは、すでに40年代から、そういうようなデータベース化は始めていたらしく、日本では、1999年から、、、、、欧米はえらいことだいぶ前からやってる。 会の議論の流れは、もっぱらそのデータの信頼性をどのように保つべきか?という方向に流れるものの、僕の頭の中は、違う方向にいった。完全に専門外の話であったが、3つほど思うことがあった。 1. インフラとしては、すばらしい。(うまくいけば。) 応用面、工業的側面からは、間違いなく有用だろう。みんながデータベースを使って、より早く必要な情報を確実にとりだせれば、研究開発、プラント設計などにおいて、重要なインフラストラクチャーになる。 わかりやすく、言い換えれば、道路を作って、流通を盛んにしたりするのと似ている。 ただその、データが信頼できるかどうかの評価がポイント。その道路がほんとに安全かが評価されないといかん。トンネル崩落事故とかが怖いのと一緒。雪国では除雪車も必要。だれでも道路を作れないように。誰でもがデータを作り出せない。 2. 研究者が、ただの作業者になりさがる。 科学の側面からは、有用性が低いかもしれない。データベースにするということは、論文に比べ、情報が落ちる。 普段、研究者は実験してデータを出して、なんらかの解釈を議論して、自分なりに複雑な現象を理解する方法論を展開する。 でも、データベースとなる時点で、数値以外の情報がほとんど捨てられる。データの解釈なんてデータベースにのるわけがない。 3. オーガナイザーがサイエンスの側の人だったのが、おそろしい。 結局、この動きは、「科学」「工業、技術の発展のベース」という側面での科学の価値が前面に押し出されている。 サイエンスを工業的有用性だけで評価すると、恐ろしく価値のないものになってしまう。ってのは、間違いない。 役に立つものは、価値のあるものであるけれど、 価値のあるものは、必ずしも役に立つものではない。 なぜなら、人間の価値観はすべて違うから。 世の中の評価基準が、役に立つ順に、序列されてる。でも、評価ってのは、誰かの立場にたって行われるわけで、本当に価値を評価するってのは難しいでしょう。 なにより、機能主義って感じがして、ルネサンスの時代に舞い戻ってる気もする。(余談) この活動を、応用系の人がやるならわかるけど、サイエンスの側で行われてるってのが、ホントにおそろしい。自分で自分の首を絞めてるようなもんだ。 PR 2008/05/24(Sat) 06:16:28
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