太陽が動いていようが，地球が動いていようが，，

ちょっくら，思考メモ

Ａ：「何の研究をしているの？」
ＣＫ：「水の研究だよ。」
Ａ：「水って，，，水をきれいにするの？」
ＣＫ：「いや，そうじゃなくて，，，」

こっから困ってしまう。だからといって，

「まーそんな感じ。」とか，いって逃げることもできるけど，これは真っ赤なウソ。
本当はこういうこと

「液体がどういう構造をしているかを知ることがテーマ。」

液体の代表として水を選んだわけ。

「水なんて飲めりゃいいんだ」
ていわれるとまーそーなんだけど，といいたくなってしまう。
でも，そーじゃない。
おいしい水のためじゃなく，長生きするための水でもなく，
ましてや，やせる水を作るために研究してるわけでもない。

ただ，単にめちゃめちゃありふれてその辺にある水が，
実は○○で××なんだよ。って人に行った瞬間に

「えー！！まじでーー！！！？？」

といわれるような発見をしてみたい。
それがわかったからって，毎日飲む水に変わりはない。
でも，「えー！」と言わせるのが重要

例えば，昔，地球の周りを太陽が回っているのではなく，
太陽の周りをちきゅうが回っているといった，コペルニクスは世間をあっと言わせたわけだけど，
だからといって，普通の人にとっては，それがわかったからといって
「太陽は，朝東から昇る」わけで，「夜，西から昇る」わけじゃない。

でも，コペルニクスは，人が当たり前に信じていることを，
実は間違っているんじゃないの？っていう，問いかけ直しをしたのがえらい。
彼に影響を受けたカントは，非常に多くのいわゆる文系の人に影響を与えた。
その意味で，コペルニクスは，天体というごくごくマニアックな研究によって，
めちゃめちゃ広範囲に影響を与えた。

で話が脱線しすぎたので元に戻す。

自分の研究が何かっていういと，

「水」っていうごくごく，ありふれた存在が，実は
「こーんな構造してるんだよ。不思議でしょ？」
みたいな，ことをいいたい。

別に水じゃなくてもよかった。
めちゃめちゃありふれたものに隠れた
めちゃめちゃ意外な事実ってものに，興味がある。

そういう意味で言うと，
水っていうごくごくありふれたものを研究するのって，
自分がどういう人間なのかって問いかけるのに近い気がする。（ちょっと，思考が飛躍。。。）

自分って，一番身近な存在でかつ，一番良くわからない存在。
毎日腹をすかせ，満たされないと調子が悪くなり，
気づけば，誰かを好きになって，気づけば嫌いになってる。

自分のことがわかっていようといまいと，この行動パターンは変わらない。
でも，知りたいと思うのは，自然なことじゃないか？

そういう素朴な疑問を大切にしたいわけ。
肌身離さず素朴な「？」を持ち続けたいわけ。
だって，
それがなかったら―わかりきった世界にいたら―，，，

つまらんのです。